人間科学研究科 共生学系とは
共生学系へようこそ!
共生学は、人間および人間以上の多様性を出発点とし、人の間、他者、人と生き物、惑星といった諸要素の関係のなかで、いかにして生が編み上げられているのかを問い直す学際的な分野です。この視点から、共生学は、哲学・人類学・社会学などの人文諸科学と、行動学・生態学・地理学・公衆衛生学といった自然・環境科学とを結びつける知の回路を築いてきました。その上で、地域研究、災害研究、障害研究、福祉研究とも密接な関係を保ちながら、特定の現場から立ち上がる問いを、単一の学問分野に閉じ込めることなく探究することを可能にしています。
本学系は、学生や研究者が、自らが「あるべき」と思い描いてきた世界の設計から、ほんの少しだけ身を《ずらしあい》、そのずれによって立ち現れてくる可能性を探ることのできる、異質性に開かれた知的空間を提供します。私たちは、研究の《現場》を、唯一の正解を抽出するための場所として捉えるのではなく、不確かで未完のままに開かれた場として捉え、そこに身を置き続けます。そこに生きる人々とともに経験を編みながら、問いを性急に閉じることなく、新たな問いを育むことを重視します。
本学系の教育・研究は、四つの分野を軸に構成されています。福祉と人間学、地域共生学、国際協力学、そして環境共生学です。いずれの分野も、共生を捉える視点を少しずつずらしあいながら探究を進めています。これらの分野は、現場に根ざした研究、学際的な対話、そして産出的な緊張に開かれた姿勢を共有しています。私たちは、こうした小さな「ずれ」のなかにこそ、より豊かで広がりのある共生への可能性が見いだされるのではないかと考えています。
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所在地
大阪大学人間科学研究科 (School / Graduate School of Human Sciences, Osaka University)
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1番2号
1-2 Yamadaoka, Suita, Osaka 565-0871, JAPAN
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kyosei@hus.osaka-u.ac.jp