共生学ジャーナル 第7号(2023)
目次
原著論文
物語という観点から読み直すフェリックス・ガタリの思想
香川 祐葵
・1-26 PDF
スピヴァクにおける読解の「二重性」という戦略について ― デリダのマラルメ、フロイトの古層 ―
檜垣 立哉
・27-46 PDF
坊守が考える寺院の社会的役割 ― 北陸地域におけるグループインタビュー調査から見る ―
趙 梦盈
・47-68 PDF
「ヒューマンライブラリー」再定義の試み ― ナラティブ・アプローチの実践と設定としての「図書館」 ―
宮崎 聖乃
・69-88 PDF
COVID-19が理系研究室コミュニティにもたらした影響と課題 ― 研究達成に必要な要因に着目して ―
小泉 かさね
・89-114 PDF
マルトリートメント研究における子どもの不在 ― 学校教師から児童へのかかわりに関する研究の現状と今後の課題 ―
藤阪 希海
・115-136 PDF
リベラル・カトリックとウォルター・モンデールの軌跡 ― カトリック大統領・生命倫理学・女性副大統領の誕生 ―
池端 祐一朗
・137-160 PDF
規範なき表面の哲学 ― ダゴニェと奇形学 ―
上野 隆弘
・161-183 PDF
研究ノート
「群像」を書くことの可能性 ― 高森論文(2022)へのリプライ ―
宮前 良平
・184-193 PDF
社会的表象としての国際ソーシャルワーク ― 開発の文脈における実践家の語りとの接点をめぐって ―
東田 全央
・194-215 PDF
三木清の「協同主義」について ―「新日本の思想原理」と「続編―協同主義の哲学基礎」をめぐって ―
多田 一夫
・216-233 PDF
中国における性別役割分業意識の変化に関する考察 ― 中国の経済政策及び生育政策の変遷を巡って ―
高 欣
・234-249 PDF
保健体育科教員、養護教諭志望学生に対するセクシュアリティ教育の実施に関する文献調査
松本 ミユ
・250-268 PDF
書評
Zachary M. Howlett
Meritocracy and Its Discontents: Anxiety and the National College Entrance Exam in China
Cornell University Press、2021年4月、282頁
新井 凜子
・269-276 PDF
Julian Go
Postcolonial Thought and Social Theory
Oxford University Press、2016年、264頁
髙柳 瞭太
・277-286 PDF
David Lapoujade
Puissances du temps :Versions de Bergson
Les Éditions de Minuit、2010年、105頁
増永 乃璃
・287-294 PDF
Joachim Radkau, translated by Patrick Camiller
Max Weber: A Biography
Polity Press, March 2009, 683 pages
Amelia KATIRAI
・295-299 PDF
その他
大阪府内の高校における「語り合い」の実践 ― コロナ禍を生きる卒業間近の高校生が感じていたこと ―
小田 歩
・300-313 PDF
『新実在論:哲学における協働研究』「序文」翻訳
Edwin Bissell Holt, Walter Taylor Marvin, William Pepperell Montague, Ralph Barton Perry, Walter Boughton Pitkin, Edward Gleason Spaulding
The New Realism:Cöperative Studies in Philosophy
The Macmillan Company、 1912年、Introduction(pp.1-42)
共訳:豊泉 俊大、磯島 浩貴
・314-360 PDF